上原多香子さんの夫の様に人は何故に急に自殺するのでしょうか?

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「最後1本のワラでラクダの背骨が折れる」という事があります。

この諺はイギリスの諺だと聞いたことがあります。

その意味は、普通ならばワラ1本がラクダの背中に乗っても背骨が折れるわけはありませんが、ラクダだって1tの荷物を載せられたらさすがに背骨が折れますよね。

では900キロならば・・800キロならば・・と下げていけば必ずラクダが背骨を折らずに担げる限界のラインに到達するはずです。

その限界ラインの上にワラが1本落ちてきたらそのワラ1本の重さが致命的になってラクダの背骨が折れるという意味だそうです。

上原多香子さんのおっともそうだったのかも知れませんね!

昔、自殺した伊丹十三監督は、不倫写真を写真週刊誌に撮られたことが原因で自殺した・・という報道がなされました。

その時にワイドショーでこんなコメントを言ったコメンテーターがいました。

「伊丹さんは絶対に不倫報道ごときで自殺したんじゃありませんよ!伊丹さんは以前「ミンボーの女」という映画で暴力団の民事介入を阻止する映画を作り、暴力団から恨みを買い襲われて重傷を負ったのにへこたれずに戦い続けた位の人なんですよ。その彼が不倫の報道ごときが原因で自殺なんかするはずが無いじゃないですか!みなさん何でそんなことに気が付かないんでしょうか?」

という「(俺だけ気づいて凄いだろ)」的発言がありましたが、このコメンテーターは「最後のワラ1本でラクダの背骨が折れる」という言葉を知らなかった未熟者なのに凄い発見をしたと思って得意満面でした。

多分そのコメンテーターは、いまだに気が付いていないことでしょう。

このように自殺の原因になる事がたった一つではない場合、最後のワラ1本がきっかけにはなりますが、原因は、ラクダの背に乗っている荷物一つ一つかすべて原因ですよね!

荷物が重くて1種類の荷物(悩み)で一気に背骨が折れてしまう場合は周りにも分かるのでしょうが、じわじわと追いつめられて限界がある日やってくる場合は本人すらハッキリ自覚しない事が多いようです。

是非みなさんも気を付けてください。




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