神奈川県 大和偽装自殺殺人事件⑬「九州旅行は存在しない」

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■2018/08/13 神奈川県 大和偽装自殺殺人事件⑬「九州旅行は存在しない」

(九州旅行は実在しない?)
今考えるとその九州旅行は本当に実行されたのだろうか?・・という疑問が大きく湧いてくる。私が九州旅行の様子を出来るだけ細かくメールで伝えて欲しいと要望したのに一切従ってくれず、その日が終わるころに「満喫しています」という短い文章しか送ってこなかったのは、
本当は三人は九州旅行になんか行っていないからなのではないか・・・だから、旅行の様子や息子の状況を細かく連絡する事が出来なかったのではないだろうかと今は思っている。でも、そこまで計画的ならば、旅行メールも疑われない様に自作自演で小説のように作り上げて私に送信するという方法があるではないか・・という人がいるかも知れない。しかし、もし頻繁にメールのやり取りをして私から「写メを送って下さい」と要望されたら困り果てるはずである。そう要求されない為には連絡をしない方がいい。しかし全然送信しないのも不自然である。だからその日が終わる時間帯に万が一写メを要求されても、息子も娘も寝てしまったとか誤魔化せる状況での一桁文字数の短い報告で終わらせるに至ったのだと考えている。しかし、それは今だからそう思う事であり、その時点では九州旅行は実在しており母親が近くで見ていて
Hメール「もうやらないと思います」
という言葉をメールでよこしたことに私は心を安堵させられてしまっていた。
そして、この九州旅行が偽りだと思う決定的な事は、Hが19時58分に送ってきた「まだ福岡にいます。予定的にはこのまま一緒に帰り、明日横浜の片づけをして後大和で自分の用事を済ませるようです。」というメールである。
Hの言う通りに福岡を出てこの日に帰るのであれば18時59分博多発の「のぞみ64号」に乗らなければ到着は翌日になってしまうのである。Hは翌日は仕事があると言っていた。本当に福岡に旅行に行っていてその日に帰ろうと思っているならば博多発の最終が一時間も前に終わっている事を知らない事が不自然である。また、もう終電が終わってしまっているので翌日になってしまう事が分かっていたなら「まだ福岡にいます。予定的にはこのまま一緒に帰り、明日横浜の片づけをして後大和で自分の用事を済ませるようです。」というメールの内容は違和感が残ると言わざるを得ない。
この九州旅行が実在したかどうかは、Hを見つけ出し九州旅行が実在した証拠の写真を見せてもらえば明らかになると考える。自殺する息子との最後の思い出の旅行である。普通ならばとんでもない枚数の写真が残っているはずだがHは持っていないに違いなく、その持っていない理由を「写真に撮らなくても脳裏にありありと残してある・・」などという苦しい言い訳をすると考えている。
 



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